住宅市街地とコミュニティの再生に関する研究

プロジェクト名住宅市街地とコミュニティの再生に関する研究
分野建築・まちづくり
担当CM廣兼周一
連携企業【非公開】
参考URL【非公開】

プロジェクトのプロジェクトの背景・目的

B社は郊外の住宅市街地の活性化を進めており、空き家問題などを解決するための新しいアプローチを検討しています。本プロジェクトでは、B社が持つ地域フィールドで、まちづくり分野の大学研究を実装することで、B社と本学とがタックを組んで社会課題の解決を目指します。具体的には、住宅市街地の再生技術、コミュニティの再生技術に関するモデル開発・効果検証・評価指標開発などを行います。

活動内容

共同研究の組成B社と本プロジェクトの大学研究者とは、以前から共同研究を検討していましたが、実施に至っていませんでした。OI機構では、プロジェクト組成および実施支援の体制があるため、URAが研究者へコンタクトし、OI機構への参画を提案しました。OI機構への参画に伴い、担当CMが案件を引き継ぎました。担当CM、URA等がB社と大学研究者との打合せを取り纏めながら、今回の共同研究の契約に至りました。
共同研究のマネジメント・
コミュニケーション
B社と本学研究者は、研究対象地域での地域住民インタビュー等の現地調査や、B社と研究者の定期的な打合せを実施しています。OI機構の担当CMは、住宅整備・管理事業の知見が豊富なこともあり、現地調査への同行や打合せでの具体的な意見交換を通じて、プロジェクトの進捗や課題の把握を行っています。担当CMは、OI機構の統括CM、知財マネージャー、法務マネージャー等とも月に1回定期会合を行うため、プロジェクトで提示された課題を組織的に解決することができます。
その他代表研究者のもとで、学部・修士学生、ポスドク等の若手研究者が参画することで、企業や社会のニーズを現場で学ぶよい機会となっています。また、本共同研究については、B社が参加する地域ネットワーク(自治体、地域住民等)の会合で中間報告会を行うなど、すでに研究の社会実装が具現化されています。