炭化水素の環境にやさしい酸化反応による化学合成

プロジェクト名炭化水素の環境にやさしい酸化反応による化学合成
分野環境・エネルギー分野
担当CM浅田 英久 ビジネス・ディベロップメントクリエイティブ・マネージャー(以下、BDCM)
連携企業エア・ウォーター北海道株式会社、岩田地崎建設株式会社
参考URLhttps://www.town.okoppe.lg.jp/cms/section/kikaku/npk8cg0000006k5j-att/opbvt100000019ph.pdf
https://www.nedo.go.jp/content/100929576.pdf

プロジェクトのプロジェクトの背景・目的

大阪大学が発見した原理、メタンガスと空気から常温常圧でメタノールを合成するという技術を用いて、北海道興部町でバイオガスを用いたカーボンニュートラル循環型酪農システムを構築する取り組みを実施しています。

活動内容

共同研究の組成大阪大学研究室での小スケールの実験成果を連続フロー式反応器によるスケールアップする計画としていましたが、共同研究企業が予算減により解約となりました。直ちに代替企業と契約することが難しかったので、OI機構BDCMからバッチ式反応器への切り替えを提案し、北海道の企業とバッチ式反応器でNEDOに応募し採択され2億円を獲得することができました。その後、継続的に連続フロー式反応器についても働きかけて、新たに共同研究契約を締結することができました。
このプロジェクトの社会実装には経済計算も原価などの観点で重要になるので、シンクタンクに調査を依頼し社会実装に必要な化学反応の効率化の検討を行い、市場相場に近い経済計算の目標値を設定しました。
共同研究のマネジメント・
コミュニケーション
上記のバッチ式反応器や連続フロー式反応器でスケールアップの共同研究を進めていることと並行して、化学反応効率の向上のための共同研究企業の探索をBDCMが行い、そのような効率化が可能な企業の選定を行うことによって、大阪大学研究者との科学的な相乗効果を促進しました。その結果、共同研究契約に導くことができました。
その他グローバル展開を促進するために、このカーボンニュートラルを分かり易く説明するためのプロモーション映像の製作をBDCMが提案し、大学職員の人材育成を伴う映像のプロデュースも行っています。