大学紹介

基本情報

共同研究で活用できる施設など

施設名

東京工業大学J3レンタルラボラトリー

設置キャンパス

すずかけ台キャンパス

主な設備

  • レンタルラボ(2F~6F 21室)
  • 実験用局所排気設備※
  • 中央実験台※
  • 受付案内サービス
  • 専用会議室

※一部部屋に設置されています。

概要

東京工業大学と産業界がコラボレートし、新産業の創生とイノベーションの促進、そしてさらなる知財の創出への貢献を目的として、次世代に向けた研究プロジェクトの展開が可能な施設です。
本施設では、東京工業大学のスペースを利用した共同研究を進めたい企業に活用いただける場となっており、様々な研究ニーズに対応できるような機能性に優れた空間と設備、企業のニーズ実現に向けたコミュニケーションの場等、充実したサービスを提供できる環境を用意しております。


施設名

スーパーコンピュータ TSUBAME 3.0

設置キャンパス

大岡山キャンパス

主な設備

TSUBAME 3.0

概要

TSUBAMEは、東京工業大学学術国際情報センターが運用しているスーパーコンピュータで、計算に拠る科学技術研究の促進を目的として設置しております。

現在、GPUを2,160個搭載したTSUBAME3.0を運用しており、「ビッグデータスパコン」としてAI処理で求められる精度においてトップクラスの計算性能を持つとともに、「グリーンスパコン」として省エネ性能スパコンランキングで世界1位を獲得した実績を持ち、東京工業大学と企業との共同研究を行う上でも大いに活用いただけます。

研究事例

出光興産次世代材料創成協働研究拠点

プロジェクト名出光興産次世代材料創成協働研究拠点
分野材料
担当CM若林信一
連携企業出光興産株式会社
参考URLhttps://www.titech.ac.jp/news/2020/046607
https://www.oi-p.titech.ac.jp/about/outline/#target_structure

プロジェクトのプロジェクトの背景・目的

次世代材料の創成を目的として、2020年4月1日に「出光興産次世代材料創成協働研究拠点」を東工大すずかけ台キャンパスに設置しました。(2023年4月1日より第2期を開始)本協働研究拠点では、オープンイノベーション機構による研究企画から事業化までの支援のもと、有機・無機両分野の基盤技術の強化・拡充と、モビリティ・高速通信などの領域で社会変革を実現する革新的な技術開発に関する研究活動を行っています。また、幅広い分野を含むテーマ探索も推進しています。

活動内容

共同研究の組成出光興産と東工大は、2000年代初頭より高分子材料分野を中心に幅広い領域で個別共同研究に取組み、新規繊維・フィルム材料開発をはじめとした優れた成果を上げてきました。
一方、出光興産協働研究拠点は、これまでの個別共同研究の枠を超え、「組織」対「組織」の連携により大型で総合的な研究開発を推進し、新たな価値創造を目指した次世代材料の創成と人材育成に取り組んでいます。高機能材料事業(潤滑油・機能化学品・電子材料・アグリバイオ等)を展開する出光興産の強みと、高度な学術的知見と最先端の科学・工学技術を保有する東工大の強みを融合し、複数の共同研究を組成し推進しています。
共同研究のマネジメント・
コミュニケーション
拠点内の共同テーマ推進や新規テーマ創成を行うため、CMがコンシュルジュとして拠点メンバーらと密連携しつつ、学内連携、契約、外部サービス連携等、様々な支援を行っています。具体的には、課題解決に必要な教員紹介、マーケット調査や外部サービスツール提供、計画や予算の策定等の支援を行います。また、企業の戦略分野や新規ビジネス領域に対して、広い視野で検討できる枠組み構築、その運営等を行います。さらに、多様なDXツール、その分析結果等の提供も行っています。
その他
  • テーマ創成に対して、部局を越えた全学の教員紹介、教員参加型技術相談会を継続的に実施しています。
  • 共同研究テーマに参画する全教員が集う研究拠点討論会、他協働研究拠点との交流や意見交換等の設定・運営支援、OI機構アドバイザーの活用支援、国際OIシンポジウムのバーチャル展示室出展支援を行いました。
  • 全ての協働研究拠点の参加による拠点交流会やOIスクール(OI機構主催で適宜テーマを選定・実施)等を開催しました。
  • トップマネージメント交流(学長・理事-役員による大学/企業の情報交換、拠点の大きな方向性検討等)を実施しました。