大学紹介

基本情報

共同研究で活用できる施設など

施設・設備名

TMDU Innovation Park(TIP)

設置キャンパス

3号館・8号館・22号館

主な設備

  • イノベーションサロン:最新の医療現場の情報が発信される場
  • コワーキングスペース:医療現場に密接した場所で作業が可能
  • オープンラボ:東京医科歯科大学や企業と共同で研究が可能
  • イノベーションギャラリー:新たな医療価値を生み出す場
  • 機器シェアリング:最先端機器を活用することが可能
  • イノベーションXRラボ:最先端機器(3D、VR等)を活用しながらアイディアを実証する場

概要

  • 新型コロナウイルス感染症の発生により生活様式・日常が変貌し、医療の在り方や健康維持に関する社会ニーズが急変する中で産学連携の在り方も大きく転換するタイミングと考え、『TMDUイノベーション戦略2020』を掲げました。『医療・健康・社会をリデザイン』に向けたイノベーションを創出』『アイデア(イノベーションニーズ)から始める産学連携 〜共同研究で終わらない産学連携』をコンセプトにトータルヘルスケアの実現を目指し、本学の医療・研究現場を起点に、多様な業種業界の企業/ベンチャーアカデミアが参集・交流し、医療・ヘルスケア関連プロジェクトを循環するためのイノベーションコミュニティ/会員制度【TIP】を設置いたしました。
  • TIPでは、青い鳥を探すことをコンセプトにBlue Birdイベントを開催しております。医療従事者による研究紹介・診療科紹介・ニーズの発信や、TIP会員による企業紹介等、毎回100名程に聴講頂いております。また、学内連携の促進、企業・スタートアップ企業が本学医療従事者をコミュニケーションをオンサイト図れるよう交流会を開催しています。

研究事例

持続可能な新しい「地域医療モデルの創出」

プロジェクト名持続可能な新しい「地域医療モデルの創出」
分野医療機器領域/ヘルスケア領域
担当CM小河了一
連携企業株式会社地域ヘルスケア連携基盤(CHCP)
参考URLhttps://www.tmd.ac.jp/press-release/20230501-1/

プロジェクトのプロジェクトの背景・目的

  • CHCPと東京医科歯科大学の間で2023年4月に包括連携協定を締結を行い、新たに一般社団法人CHCP東京医科歯科大学未来医療推進機構(以下、CHCP-TMDU機構)を設立
  • 包括連携協定のテーマとして「持続可能な新しい地域医療モデルの創出」を掲げ、CHCPグループ、本学が連携し地域医療の現場フィールドと臨床・研究力というそれぞれの強みを活かしながら、効率的で質の高いサービスの提供が可能となる持続的な地域医療モデルの構築を目指す。

活動内容

共同研究の組成CHCPの医療現場を研究フィールドとして活用する地域医療に貢献し得る研究テーマの具体的な案件について、本学の研究者から幅広く募集を行い、包括連携協定の枠組みの中でプロジェクトを推進。
共同研究のマネジメント・
コミュニケーション
CHCPグループ、CHCP-TMDU機構、本学の3者が連携を図りつつ、共同研究テーマの企画・採択、高度医療人材の育成、その他地域医療の高度化に資する研究・取り組みを一体的に推進。
その他
  • CHCPグループの医療機関・歯科医院・調剤薬局・在宅系サービス等の現場におけるヘルスケアデータの集積・解析を継続的に実施していくことで、患者のQOL向上と持続的な社会保障制度の実現を目指す。
  • 東京工業大学との統合も見据えた医×理工の融合において、既存の発想を超える現場の生産性向上・効率化に向けたイノベーションを臨床・非臨床の両面から積極的に推進。
  • スタートアップ支援を含めて既存の産学連携推進体制をより一層加速させる形で、実際に医療現場のフィールドを優先的に活用し、最先端技術のR&Dおよび事業機会の創出に注力。