東京工業大学 オープンイノベーション機構
統括クリエイティブ・マネージャー
大嶋 洋一
トップセールスによって、組織対組織の連携を進めていく方針が決定したものの、具体的にどのような研究テーマを立てて取り組むのかについて、なかなか適切な研究テーマが見いだせないという状況に陥ることがありました。このような状況に陥ったときに大切にしたことは、企業の真意にたどり着くまでの粘り強い対話です。様々な観点からの議論を繰り返すことで、徐々に企業自身のリクエストが顕在化していきました。この「想いを形」にしていく手法には、デザイン思考のアプローチが役立ったといえます。